夜中(朝方)も土砂降りで
予報では今日は100%雨でした
二日間安静にし、終日こまめにアイシング
昨晩、軽く歩けるようになったユキちゃん
キネシオとホワイトの2種類のテーピングでしっかり固めて
痛み止めの薬と注射は使わず
大会に出場することを
ユキちゃん自身が決断しました…
第37回全国小学生陸上競技交流大会山口県選考会
2021.8.8 維新みらいふスタジアム
この大会の優勝者が1名だけ
全国大会に出場できます
今日も朝5時に出発
ウォーミングアップではジョグでも
やはり足を引きづるほど…
練習ではハードル1台目も飛べず…
心配しかない状況でしたが…
自分の意思で
スタートラインに立っただけでも
立派なこと
一度は棄権を覚悟したレース
無理せず、ゴールしてくれれば
もう充分…
正直、
大怪我にならないことを祈るのみでした…
しゃがむことができず、
スタブロを使うと痛みが酷くなるため、
ユキちゃん1人だけ
スタンディングスタート
スタートの得意なユキちゃんでさえ
仕方ないけど
当然、スタートから差が開きます…
さらに、1組目はバケモン揃いで
ハードル専門の超速い選手と、
その選手より更に1秒近く速く、しかも100mでも13秒台前半で県N o.1の選手と同じ組
身体的にも状況的にも
かなり厳しく
不安しかない中…
ユキちゃん
奇跡のような展開が起こりました…
なんというか
まさに
神がかっていました…
かなり痛いはずなのに
覚悟というか
度胸というか
1台目から思いっきり飛び越えていきました
しかも、
ハードル間の7mを(練習では6.5mで)
長いストライドをキープしたまま
ピッチを上げて3歩で走り抜けていきました
しかも、
そのトップオブトップの身長の高い選手以上に
かなり手前からハードルに向かって踏み切って
ハードルを飛び越えていきました
これを実現するためには
恐怖心を克服して
かなりの勇気が必要で…
練習を積んできた今のトウゴでさえ
なかなかできないこと…
ユキちゃんはどちらかと言うと
1ヶ月前までハードリングはかなり下手で
身体のバランスも腕振りも着地もめちゃくちゃ
抜き足も相当下手で
かなり不器用でした…
しかし、別人かと言うくらい
前足は真っ直ぐ伸びて
滞空時間もかなり短く
低空で飛び越えていきました
信じられないほど
誰よりもストライドが長く
ダイナミックで
立派なハードル選手の走り
その走りの美しさに
ただただ
見惚れていました…
足を痛める前までの目標の3台を3歩で飛び越えるどころか…
想定していた作戦を
ユキちゃんが大幅に変更したのか??
最初の勢いが止まるどころか
勢いを保ったまま
ハードルを飛び越えるたびに
さらに加速していき
最速の選手たちにくらいついていくほどの
立派すぎる走り
なんと、
まさかの、
全てのハードルを
3歩で走り切ってしまいました… 驚‼︎
しかし、
その矢先…
最後の1台
抜き足がハードルに当たってしまい…
思いっきり転倒…
しそうなところを
バランスをかなり崩しながらも
なんとか倒れ込まずに持ち堪え…
フラつきながら
ギリギリ
かろうじて
スピードダウンしたものの
なんとかゴールラインまで届きました…
捻挫の痛みとスタブロ無しにも関わらず
2週間前の県大会での自己ベストを
わずか80mの距離で約2秒も更新するという
本当にありえない走り‼︎
組で3着‼︎
80mH 総合で4位‼︎
ユキちゃんの
神がかった走りに
魂が震えるほど
感動しました…
ゴール直後、
コンバインドAのもう一つの種目
「走り高跳び」の招集に向かいました
つづく
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