早朝から維新みらいふ陸上競技場へ
「山口県中学校春季陸上競技記録会」
透悟は
腕のリハビリもまだ終えておらず治療中
にも拘らず
さらに昨晩、記録会の前日だと言うのに
長さ3cmの尖った木が左足裏に刺さり…
今朝は歩くと痛い、と…
「もう、我慢して走るしかない」と
覚悟を決めて出場
(怪我はマジで勘弁してほしい…)
昨年と今年に入ってからも
とにかくコロナの関係で
練習が全然足りてないので
走れる機会が本当にありがたい…
記録や順位や疲労は今は関係なく
とにかく1台でも多くハードルを飛び
1本でも多くレースを走ること
ハードル競技は(学校によって違うけど)
いつでも練習できる環境があるわけではないので
1回1回のチャンスを大切に
1本1本、真剣勝負
3歩でいけないことも
ハードルに足をぶつけて転倒することも
飛び越えれず失格になることも
転倒して骨折することも
その恐怖がぬぐえないことも
そのどれもを経験したトウゴは
恐怖を克服して
挑戦者として
自己の目標に向かって
ただ挑んでいく
今回は県全域から有力選手も出場
トップ選手のライバルたちは、
長い期間部活中止になっていた地域・学校のトウゴより、かなり強く速くなっていることが予想されていたので
負けても当然
今は勝敗や相手の記録ではなく
何よりも
自己の記録を毎週0.1秒でも0.01秒でも更新し続けていくことに主眼を置いて
自身の課題を一つでも克服し
ベストを尽くすことだけ
男子共通110mH 第1組目
一つ上の学年や
昨年のトウゴの代の県1位と2位の選手も
同じ組で走ることに…
スタートダッシュが決まり
ハードル1台目はトウゴが先頭で
順調な滑り出し
勢いのある走りで
スピードが乗り、リードを広げ
予想以上に良い流れで
昨年の県トップ2人に食らいつき、
肩を並べ…
上出来の走りで
3人の接戦に…
激しいトップ争いで
息を呑む展開…
後方の選手も皆、立派な走り…
しかし、それ以上に3人の勢いが勝り…
トウゴを含め
トップ3人が僅差でゴール
トウゴは組でも総合でも、全体2位!
先週自己ベストを更新したはがりなのに
今回その記録を更に、一気に0.65秒更新‼︎
昨年、骨折や諸々重なり
トップと大きく引き離されていた記録と実力
県新人では悔しい7位入賞
そこから今日
トップレベルで争えるところまで
舞い戻ってきました…
このレースは本人も嬉しく
課題はまだまだあるものの
復活の狼煙になりました
足が痛いから100mは走らない
と言っていましたが…
遅くていいから走ってこい、と…。
で、ハードル後、ノーアップで
本当に久しぶりに100mに出場
見るからにキレがなく、へばってましたが
自己ベストより0.21遅いくらいで
カバーできてたので、まずまずでした
勉強も結構いそがしい毎日ですが…
この数ヶ月の陸上は
未来に繋がる扉としても
とても重要な時期…
先週、今週と2週連続の記録会
そして、来週は市の選手権、再来週は県の記録会、再々来週は市の春季大会…と、
5週連続のハードスケジュールですが
コロナで走れず、大会中止で走れず、
骨折で走れず、怪我で走れず…
というのを、
たくさん経験してきたことを思えば
世界情勢も日本も不安定な中、
スポーツができる環境が
どれだけ平和でありがたいことか…
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