透悟陸上物語 〜春季県体編〜

2022.5.21
山口県中学校春季体育大会
陸上競技の部




早朝から1時間、草取りと水遣り
いろんな種類の蝶々や蜂や虫たちが
プリペットの花の蜜を吸いに…
とても穏やかで美しい朝でした…



さて、今年で最後となるこの大会

5月では一番重要な大会です


が、トウゴは緊張もなく、ふつう…
先週はテスト期間、
今週は大会前日と前々日に学校の体力測定で1500mとシャトルランがあり…

両脚ふくらはぎの痛みはテーピングでごまかし出場
直前の試走はキレがあり、良い予感…

昼間の暑い時間に「共通男子110m決勝」
とにかく、自分の走りの進化と、自己ベストを目指して…
身長180cmを超える、トウゴよりかなり大きな体格の四種競技の強敵も参戦
やはり、スタートは誰にも負けず、
動物的な本能で
誰よりも最初に1台目を飛び越え
どんどん加速し
一気に先頭に躍り出る…
課題の抜き足と、ハードル間を走ること

どちらも見事に改善し
めちゃくちゃハードル間が速くなり
過去最高の走り
というか、
いきなり進化し、全然違う走り…
一皮むけて、レベルが一つ上のステージへ…
全国への可能性が
ギリギリ首の皮一枚でつながるような…

次元が一つ上がった立派な走り

しかし…


強敵の身体能力がトウゴを更に上回り…
僅かなリードを保ってきたものの

9台目で並ばれ

10台目で僅かにかわされ
0.1秒

僅差で2着…
走りも記録も過去最高…

自己ベストを0.50秒も大幅に更新し
(先週より0.89秒も速く)
トウゴ本人の高めの目標記録も0.02上回る
上出来の結果


しかし、惜しくも優勝できず


悔しさいっぱいの様子…


一番悔しがっている雰囲気がダダ漏れで

観覧席まで伝わってくる…



プログラム最後は
共通男子4×100mリレータイムレース決勝
3組目(事実上の決勝)
四継では
2走のエース区間で
県トップクラスの短距離選手たちと肩を並べ
(格上ばかり…)




僅かな希望を残し優勝目指していたものの

1走から他チームが速すぎて出遅れ
バトントスもイマイチ…
トウゴと3走も走り自体は良く
アンカーのエースに託し
ラストで一気に逆転し
チーム新記録を出したものの

惜しくも総合2位

疲れてるし、太陽眩しいし、
写真嫌やし、の三拍子揃って…

しぶしぶ(無理やり)の撮影… 苦笑
出場した二種目とも堂々の2位‼︎

実際、特にハードルは素晴らしかった…


が、本人は悔しさしかない





今日負けた悔しさのおかげで

更に進化できるように…
本当の自分の目標を達成できるように…



トウゴはまだまだ伸びしろと可能性の塊
この数ヶ月の短期間の急成長で

なんとかギリギリ…


無謀ではなく可能性としては
全国が見えてきたので…

とはいえ
またまだ遥か先の記録で

困難しかない、というよりは

それまでの時間が
あとたった2ヶ月しかないっていう…

そこが一番の問題
(コロナ騒ぎの2年間と骨折が残念すぎ…)
仮に県チャンピオンになったとしても
(最新の記録でも現在、僅差で県4位)

優勝したとしても全国には行けない

厳しい標準記録を突破しないといけない

ラストチャンスまで「あと2ヶ月で1.28秒」


正直、現実的ではないけれど…


トウゴの急成長に賭けて

夢を一緒に追いかけたいと思います





追伸:ユキちゃんは一日中、暑い中
大会の補助員(表彰係)として
楽しくがんばっていました…笑
ユキちゃんとこうちゃん、長い時間
相手を落とそうと…

ずっと、やってる… 笑



ほんとに、ずっと… 笑





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