2022.7.23
第68回全日本中学校通信陸上競技大会
山口県大会
兼
第49回全日本中学校陸上競技選手権大会
標準記録突破指定大会
一年で最も重要な大会
大会1日目
まずはユキちゃん…
結局、頚椎症＆胸郭出口症候群で治療中
直前までリハビリ…
腕に力が入らず、常に痺れと痛みで
スタートで体を支えるのが難しい…
それでも
ユキちゃんの走りからは
強い気持ちが伝わってくる…
失ったものに意識を寄せるのではなく
残っている今あるものに注目し
今できることに集中し
その瞬間のベストを尽くすことだけ
シンプルに
強い気持ちで、挑む
難易度の高い四種競技
通信陸上の標準記録などを突破した選手だけが出場できる大会で
ユキちゃんは県内の1年生で唯一の出場
攻めの走りで
1台目のハードルに向かっていく
技術も スピードも 跳躍力も 持久力も
そして何より
勇気と度胸が求められる
難しい競技…
テーピングが痛々しいけど
少しでも身体を補強し痛みを軽減
共通女子四種競技
100mハードル 2組目第1レーン
100mHスタート
躊躇なく
思い切りダッシュして
スタートから1台目までは成功
その後も、2台目からは全て4歩で
順調に走っていたけれど…
後半、身体が動かなくなり…
最後の10台目でハードルに右脚を強くぶつけ
転倒は免れたものの
バランスを崩しながら
なんとかゴール…
自己ベストには0.09届かなかったけど
この身体の状態で
ほんとに良く走り切りました…
残念ながら
高跳び・砲丸・200mは棄権届を提出
「あ〜 （高跳び）跳びたかったなぁ… 」
とユキちゃんは呟いていましたが
とても出場できる状態ではない… 汗
今はしっかり治療し
この2年間でじっくり身体を作り
技術を磨いて
3年最後に
県のチャンピオン争いができるように
そして、よりレベルの高いステージで
勝負ができるように
あせらず
これからゆっくりと…
続いて、トウゴ。
トウゴの計画では100m予選には出場し
準決以降は棄権しようと考えていたようだけど
準決以降に棄権をしたら、その後のハードルやリレーも全て出場できないという規則とのこと
身体の調子はとても良く
100mは好記録が出そうな雰囲気でしたが
この3年間
ハードルに賭けてきたので…
100mは予選から一切走らず棄権し
脚と体力を温存することを決断
明日の110mHに全てを懸けるために…
100mは捨てる
SLAMDANKばかりで恐縮だけど…
沈黙の前半は、最後に勝つための布石…
1日目は4×100mリレー予選の1本に専念
ですが…
実は
リレーチームは黄信号でした…
ただでさえ少ない陸上部員…
その中で
当日、
リレーメンバーのキャプテンが急遽
コロナ濃厚接触者になったとのことで
大会に出場できず…
他のチームは数十人の部員から選抜された4人
それに対して…
うちのチームは3年男子4人全員がそのまま
リレーメンバーに… 苦笑
しかも、長距離の選手2名を借りて…
さらにそのうち1人は怪我明け数日…
正直、とても決勝に残れる状況ではない…
マジで
決勝進出はそんなに甘くない
そこで
トウゴは今回
エースが集う いつもの2走ではなく
第1走者に抜擢され
スタートダッシュで他チームをリードし
チーム全体に勢いをつける役目に
トウゴはリレーの1走で過去に
失敗は一度もない
小学・中学と、
リレー1走ではピカイチのスタートで
何度もチームの優勝に貢献してきたのも事実
「透悟なら、必ずやってくれる」
そう期待できるほど
自信のある顔つきで、集中して、
スタートラインに向かっていました…
4×100R予選 3組目第5レーン
ピストルの音と同時に絶妙なスタートで
誰よりも勢い良く駆け出していきました…
1年半ぶりの1走とは思えないほど
圧倒的なスピードで
他チームの選手を置き去りにし
トップでバトンを2走へ渡しました
ベストメンバーではない中
組で2着‼︎
全組総合5位で、見事に決勝へ進出‼︎
トウゴは驚くことなく、喜ぶことなく、
ただただ冷静でした…
暑くて、熱い
長い1日目が終わりました…
今回のブログは
これでもサクッと書いたので
ある意味これも
沈黙の前半ということで… 笑
大会2日目に つづく…
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