実は、大変ありがたいことに
サンデー下関さんの読者アンケートで一番人気の連載だったとのことです…
担当者の方と、読者の方々には心から感謝しています…
こちらの連載では最後になります
大変お世話になりました
2021.4.17
人生を楽しもう原稿 連載25
(以下、本文転載)
最終回 人生を楽しもう!
皆さんこんにちは。この連載もいよいよ最終回となりました。これまでお伝えしてきたことは、シンプルで実践できることばかりです。
読者の方のちょっとした「気づき」や「一歩を踏み出す勇気」「自分自身を労ること、癒すこと、許すこと」に繋がる“きっかけ”になったら•••という想いで書かせていただきました。
昨年、世界中で猛威を振るった新型コロナウイルス。経済的にも精神的にも大きな影響を受け、特に日本人の同調圧力や様々な規制による不自由を経験したことで、逆に「本当に大切なものは何か」「家族とは、仕事とは、人生とは」•••など、普段は深く考えていなかったことを考える機会になったのではないでしょうか。
今の社会は、一人で悩んでいて解決できるほど優しくありません。「ちゃんとしないといけない」「人に迷惑をかけてはいけない」という世界観で育てられた日本人は、(モラルやリテラシーがあるのは前提として)もっと、人に頼っていいと思います。
インドでは子供に「人に迷惑はかけるもの。だから人のことも許してあげなさい」と教えると聞いたことがあります。
孤独に悩み苦しむのではなく、自分の気持ちや心に寄り添うこと。人に手助けしてもらうことは恥ずべきことではありません。すべての人に尊厳があります。
同調圧力や監視社会が進んでいますが、ガチガチに心を縛られるのではなく、誰もがもっと「ゆるく」「自由に」生きていい!と、切に感じています。
また、他者との比較や世間の目、常識だと思い込んでいるものに自由を奪われ苦しむ必要はありません。いつも「映える」必要も、立派である必要もありません。
そもそも、人生は思い通りにいかないことの方が多く、人は誰もが不完全で未熟な存在です。
しかも、人は自分の信念と事実が食い違う時、「信念を改める」よりも「事実の解釈を変える」ことで自分の信念を守ろうとします。
他者との比較で苦しむのは、そこに優劣や上下の「縦の関係性」が生まれるから。人との違いを認識することで、自身の反省や改善のきっかけとして前向きに捉えるくらいにしておくことが賢明です。
人生は一度きり。人にどう思われるかではなく、自分がどう感じるか。
他人の人生を生きるのではなく、自分の人生を取り戻すこと。
居心地の良い時間、場所、人•••生きること、食べること、笑うこと、休むこと、心のゆとりを持つこと•••
ぜひこの機会に、生活や思考や習慣を見つめ直し、自分にとっての「ええあんばい」を探してみてください。
最後に、毎月楽しみに読んでくださった読者の皆様とサンデー下関様には大変お世話になりました。
連載はこれで終了となりますが、これからも様々な活動を通じて、次世代に繋がる生き方をしていきたいと思います。
また、弊社が運営するサンテココアのコミュニティでもこれまで以上に、子どもからお年寄りまで、心と身体の健康づくりの普及に尽力していきたいと思います。
読者の皆様とも、またどこかでご縁が繋がることを楽しみにしております。
長い間お付き合いいただき本当にありがとうございました。皆様の健康で幸せな人生を心からお祈りしています。
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