透悟物語2021春 失格編

3月末、

顧問の先生の転勤の知らせがあり

わずか一年での別れに

トウゴも、先生も、
大変なショックを受けていました…
トウゴのハードルに関しては
特に熱心にご指導いただき

トウゴはとても期待されていて、
一緒にジュニアオリンピックや全国大会出場の夢を見て

これからが楽しみというときに

突然の知らせでした…
学校を移っても、可能な範囲で
これからも指導してくださるとのことで
とてもありがたく

また、新しく顧問になった先生も
一生懸命取り組んでいますが

やはり

精神的な影響は大きく…
しかも、

ハードルの高さが85cmから91.4cmになり、

なにより、
ハードル間の距離が
8.5mから9.14mになったことで
この61.4cm伸びた長さの壁はとても大きく

この距離を中学2年生が僅か3歩で走ることの
難しさを痛感

トウゴはまだクリアできていません…
恐怖感と不安を払拭するためにも

部活以外で何度も自主練に励みました…

そして、不安のまま迎えた新シーズンの初戦


4月に行われた下関市春季陸上大会に出場


トウゴは

「共通4×100mリレー」アンカー
「2年110mハードル」決勝
「2年200m」タイム決勝
「2年4×100mリレー」アンカー

の最多4種目に出場し、
とてもハードな一日になりました


ハードルでは、

グランド練習で
なんとか8.5mの距離で4台まで飛べた状態…

9.14mの長さでやったことが無い

まさに、無謀な挑戦でした…


普通はまだハードル間を5歩で走るところ、

トウゴは3歩に挑戦する、と決めていました


直前練習ではなかなか良い感じで
とても集中していました


そして、

スタートしてからも

他の選手が1台目から転けてしまう中、

トウゴは、
勢い良く3歩で飛び越えていきました
ぶっつけ本番で、初体験の9.14m

なんとか踏ん張って
なんと7台目まで、3歩で走り切りました

しかし、

このあと悪夢が…

8台目のハードル直前で咄嗟に立ち止まり

勢いで、手が触れてしまい、
なんとか切り替え、残り2台を

かろうじて飛び越え、ゴールしたものの…
陸上競技人生、初めての失格となりました…

ゴールラインを通過したときには

天を仰ぎ
すでに顔を隠して泣いていました…
なんともいえない悔しさ…


しかし、

落ち込む間もなく

ハードルの次がすぐに200m

昨年は決勝で4位入賞しましたが

精彩を欠き

トウゴらしさは皆無

ボロボロの走りで全体で10位に終わりました


朝一の共通リレー(3年生含めた選抜メンバー)ではアンカーを務め3位入賞し、

最終種目のリレーでもアンカーを務め、
責任感ある走りで
スタートダッシュで走りきり
見事に優勝したものの、
とても悔しい初戦となりました…
同時に、

リベンジすることを固く誓っていました…

透悟物語2021春、つづきは明日…




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5児の子育てなど山村勇介の 日常を綴ったプライベート中心の日記 「幸せな心と身体の健康づくり」 ウェルネスクリエイター wellness creator コンディショニングトレーナー  スポーツパフォーマンス / S&Cコーチ 心理カウンセリング / コーチング 経営/講演/執筆/健康教育